畏れはやさしさに似て
「畏れはやさしさに似て」は、映画『ジュラシック・パーク』から着想を得て、“好き”という感情の中にある制御できなさと、その前で人が自然と覚える礼儀のようなものを描いた曲で、惹かれるほどに距離を測ってしまうことや、触れたいのに軽く触れてはいけないと感じる矛盾を臆病さではなく壊さないためのやさしさとして捉え直し、恋を手に入れるものではなく触れ方を学んでいく過程として扱うことで、言葉にする前の逡巡や声を少し落とす瞬間に宿る感情をすくい取り、近づくことよりも壊さないことを先に選んでしまうその静かな強さをやわらかく残した一曲です。